キリスト教はいわゆる宗教ではない。

キリスト教というからとて、これを、他のいわゆる宗教と同一列に置くは誤っている。キリスト教はいわゆる宗教ではない。神より人への啓示である。宗教は人が神を求めるものであるが、キリスト教は神が人を求めるものである。ゆえに前者は、人の努力、工夫、攻究、修養、論理、修道に重きを置くに反し、後者はただ神の恩恵の受納を主眼とするものである。自己が種々の方法をめぐらして神に近寄り行くのが普通の宗教であって、ただ恩恵を受け感謝喜悦に入るのがキリスト教である。(内村鑑三聖書注解全集17、245頁)より

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