メニュー - 心のレストラン

時間

恩師、故山本泰次郎先生が1934年に「聖書講義」という月刊誌を創刊された時、その巻頭言「明日の為に」という一文に、次の一節があります。

水の大洋を覆える如く
エホバを知るの知識全地にみち
聖書が国民の書となり
国民が聖書の民となる
大いなる日の大いなる夢のうちに
この小誌を同胞と祖国に贈る

私の夢

私には夢がある。
	たとえ今、わが民は創造主の御心に背き、偶像を拝み、希望なく、夢がなくとも、
	いつの日にか聖書の民となることを。
私は、その日を夢見つつ、
	今日も、明日も、主が許したもう日まで、主の御言葉の種をまき続ける。
	雨の日にも、嵐の日にも、主が備えたもう畑に出ていく。
私は主の御言葉が、
	地の人すべての心の内に、満ち溢れる日を夢見る。
	その日には、憎しみ、戦い、復讐は消え失せ、
	ミサイルを作る代わりにコンバインをつくることを。
その日には、
	人々がこの世のいずこにおいても、争うことがなくなることを夢見る。
	水が海をおおっているように、主を知る知識が地に満ちるからである。（イザヤ11:9）
とある預言者の言葉が、私の民の上に実現する日がくるのを夢見つつ、今日も明日も、世にある限り祈り続ける。
「聖書の友」266号巻頭言より福田秀雄

聖書を読む時の友

福田秀雄新約聖書注解全集(全12巻）

マタイによる福音書～黙示録まで（ハードカバー上製本）

本全集は著者が50年間毎日曜日の礼拝で語り続けてきたものをまとめたものです。私は神学校在学中、ギリシア語の学びに専念し、29歳で神学校を卒業して、独立伝道を始めました。その時から毎週金曜日を聖なる日と決めて、主の日の礼拝の為に大抵７～８時間聖書研究に費やしました。そしてマタイによる福音書から黙示録まで熟読したのです。そして80歳を越えました。教会を退任した時、神はそれをまとめるようにとの道を与えてくださったのです。それから6年間一年に2冊ずつ下記の新約聖書注解全集を刊行できたのです。神はそのために必要な編集方法、資金など与えてくださったのです。出版社に依頼すると莫大な費用が掛かるので、専門家の使う編集ソフトを求め、その学びに３年かかりましたが、ついに自分ですべてを編集することができたのです。そしてその校正は家内がほとんどやってくれました。長女も何かと助けてくれました。私がこれを出すことが許されたのは、主キリストの圧倒的な霊の注ぎを私の若き時に与えられたからです


	書　籍　名	定価
１	マタイによる福音書（改訂版）	2500円
２	マルコによる福音書（改訂版）	2000円
３	ルカによる福音書（新刊）	3000円
４	ヨハネによる福音書（改訂版）	2500円
５	使徒言行録（新刊）	2500円
６	ローマの信徒への手紙（改訂版）	2000円
７	コリントの信徒への手紙Ⅰ・Ⅱ	2000円
８	ガラテヤ、エフェソ、フィリピの信徒への手紙	2000円
９	コロサイ、テサロニケ、テモテ、テトス、フィレモンへの手紙	2000円
１０	ヘブライ人への手紙、ヤコブの手紙	2000円
１１	ペトロ、ヨハネⅠ・Ⅱ３、ユダの手紙	2000円
１２	黙　示　録	2000円

信　仰　書
１	The Baptism with Holy Spirit	1000円
２	主によりて、吾妻と共に６０年	1000円
３	イエス伝	1000円
４	キリストの形成るまで	1500円

１．は私の神学校在学中、６年間サポートしてくださったあるアメリカ婦人の為に、当時月刊誌「聖書の友」表紙裏に「英文」を記しました。同婦人は日本語が読めないので、このページは30年間同婦人の為に書き続けたものの一部（130ページ）をまとめたものです。
２．の吾妻と共に60年は、私と家内が結婚するまでに交わした手紙数百通の一部です。結婚前の方々に特に薦めます
３．家内が日曜学校子供たちにで聖書の話をしたものです。
４．は私の若き日の日記から、どのようにして主に導かれ、キリストの僕へとされてきたかを記したものです。

次の詩は、今から６７年前（1953年）、特別伝道集会の後、神奈川県横須賀から東京・東中野の神学校寮に戻る際、当時は薄暗い横須賀線の車中で、一枚の紙切れに記したものです。それから３７年後、未知の婦人がこの詩を見付けて作曲したのです。
１．ああ、わがための十字架　いかにしたわしきかな　御子イエスをしりて　
　　　われ、神を知る
２．ああ、わがための十字架　御子の苦しみをしのび　慰め身に受けて　
　　　われ神をを知る
３．ああ、わがための十字架　かぎりなき愛の主よ　御子イエスをしりて　
　　　われ、神を知る　アーメン