Mr. Harold and Los Sims
パトン先生やシムズ先生が設立した東京聖書神学校で、私は生徒として1952年にシムズ先生と出会いました。卒業後も先生は私の活動を暖かく見守り続けて下さいました。

日本での宣教活動の他に、日本語が上手だった先生は八王子市めじろ台3丁目の町内会長もされ、「JAPAN TIMES」紙にその事が紹介されています。先生ご夫婦は1995年に離日されました。2001年ミッション100年祭で来日された時、奥様が天に召され、その時の事を「聖書の友」2001年10月号「後記」に記していますので、ご紹介します。
2001年9月22日(土)曇りのち晴れ 友人から、今朝7時18分、宣教師シムズ先生の奥様が天に召されたとの知らせを受けた。ご夫妻はミッションの百年記念祭出席のため日本を訪れたばかりであった。ご夫妻は半世紀にわたって主の福音のために働かれた。生涯を捧げた日本で天に召された事に何か神の摂理を思う。なぜなら、ご夫妻在りしゆえに、今の自分があるからである。

2001年9月24日(月)昨日午前の礼拝後、井熊兄の車に同乗させてもらい、夕6時に信州佐久にあるバイブルキャンプ場に着いた。7時からロイス夫人の前夜式で式辞を述べた。過去50年の長い間、主に在る交わりを与えられたことを思い、感無量であった。本日午前11時から告別式、火葬場へ行き最後の別れをした。同夫人は「宣教師、妻、母として素晴らしい人であった」との夫君シムズ先生の言葉に心を打たれた。夜12時帰宅した。

東京都八王子市にある「めじろ台キリストの教会」がシムズ先生(1947年来日-1995年離日)の足跡を記した「Carrying the Torch - 松明を持ち続けて - 」を発行しています。
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