カペナウム
カペナウム
 カペナウムの町はキリスト時代、ガリラヤ地方最大の町でした。キリスト時代の人口は約5万人でした。ロ−マの駐屯軍が配置され、収税所(マタイはここの徴税人)が設けられ、東西交通の要所でした。このような重要な町に、キリストはガリラヤ伝道の拠点を置かれたのです。

 キリストが「カペナウム会堂で教えられた」(ヨハネ6:59)とあるユダヤ人会堂跡を訪ねました。この会堂は実際には主イエスの時より後、2、3世紀のころに建てられたものと言われています。この会堂の入口に「カペナウム、イエスの町」という看板がかかっていました。キリストはここで「命のパン」について語られました。

 「朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命にいたる食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。」(ヨハネ6:27)

 会堂の隣には「ペテロの家」の発掘現場がありました。
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