ガリラヤ湖
ガリラヤ湖
 ティベリアの町があるガリラヤ湖は私が想像した以上に広い湖でした。この湖は約150Kuで、霞ヶ関より少し小さいぐらいです。しかし、海面下212mで、周囲を山に囲まれ、すり鉢の底のような特殊な湖です。深さも50mもあります。

 ガリラヤ湖畔に着いた一行は、レストランで「ペテロの魚」を注文しました。これはマタイによる福音書17:24〜27の記事にあるペテロが釣りあげた魚です。「キリストと弟子たちは税金を納めるのか」と反対者から質問された時、「収めます」と言ったペテロに、キリストが「湖に行って釣りをしなさい。最初に釣れた魚を取って口を開けると、銀貨が一枚見つかるはずだ。」と言われて釣った魚です。この魚は、クロスズメダイと呼ばれ、味は淡白でした。

 昼食後私たちは、船でカベナウムに近いギノサルへと向かいました。船から、今夜宿泊するギノサル(ゲネサレ)の岸と、少し離れてカペナウムの里が見えて来ました。遠くには、ゴラン高原、ガリラヤの山々が見えて、初めて見るイエス・キリストの故郷は本当に美しい所でした。

 写真は、発見されたキリスト時代の船を復元しものです。ガリラヤ湖船上記念証明書から転写しました。
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