「キリストのゆえにわれ神を知る」
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作詞: 福田秀雄 ©1953.08.17
作曲: T.Vehanen©1989.12.25
編曲: 伊藤ゆり子©1990.12.1
 
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ああ、わがための十字架
いかに慕わしきかな
み子イエスを知りて
われ、神を知る
ああ、わがための十字架
み子の苦しみを偲び
慰め身に受けて
われ、神を知る
ああ、わがための十字架
限りなき愛の主よ
み子イエスを知りて
われ、神を知る

不思議な出会いで生まれた賛美歌
 - Mr. & Mrs. Vehanen -
 
「聖書の友」1994年6月号から編集
神学校2年生だった私は、特別伝道集会から帰宅する電車の中で、十字架の福音を深く思い、一片の紙に詩(下記「キリストのゆえにわれ神を知る」)を書き留めました。1953年のことです。それから37年後、キリスト教伝道雑誌「恵みの雨」から原稿依頼を受け、「聖書とわたし」と題した文書の中にこの詩を引用しました。それを読んだ読者が、ハワイ島在住のベハネン夫人へその雑誌を送ったのです。夫君ベハネン先生はかつて日本で伝道されていた宣教師で、夫人は日本の女性です。夫人は私の詩を一読、大変感動されて「神様、この詩に曲を下されば、私は決してこの詩の言葉を忘れることがないと思います。曲を下さい。」と祈り、曲ができたとの事。この手紙と曲は雑誌社経由で私に転送されて来ました。私は驚きました。何と37年後にこんな事が起ころうとは、夢にも思いませんでした。

その後、神は私達の主にある友情を清め、それから4年間に福田秀雄作詞、T. Vehanen 作曲の賛美歌が 30曲も生まれました。1994年5月18日、ブレッドソ−婦人を訪問した帰りにハワイへ立ち寄り、ベハネン先生宅に2日間滞在しました。初対面の私を、ご夫妻は熱き思いと愛とをもってもてなして下さいました。この世の基準では、私達は全くの「赤の他人」ですが、ベハネン先生と私は信仰の根本で共鳴し、話が尽きませんでした。神はこうして日本から何千キロも離れた地に、初めて会う方々と素晴らしい交わりを下さったのです。(上の写真はベハネン先生ご夫妻、1993.12.25ハワイの教会前で撮影)
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