キリストの奴隷
(この本は暁書房から出版されましたが、売切れになっています)

本文「はしがき」から抜粋

本書は「ピリピ人への手紙」の注解書ではなく、この手紙に記されているいくつかの聖句を学びながら、使徒パウロがピリピ・キリスト教会の兄弟姉妹たちに伝えようとした信仰を、少しでも深く学び、今日の私たちの信仰生活に役立つものとなることを願って書いたものです。

この中には、いわゆる「なくてはならない唯一のもの」が明らかにされています。私たちはこれを知り、また信じ得た時に、人の思いや知識をはるかに越える神の大いなる平安を与えられるのです。本書読者すべての方々に、この平安が与えられますように祈ります。

本書は『恵みの雨』に1989年1月号から10月号まで、10回にわたって掲載されました。今回、主に在る若き兄弟笹井大庸、辻潤両兄および新生運動の兄弟たちの助力によって、本書を世に送り得ることができました。真に感謝に堪えません。

願わくは、私たちの主イエス・キリストのみ名があがめられ、栄光が父なる御神に限りなくありますように。ア−メン。

【1990年2月12日  福田秀雄】
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