「聖書の友社」のロゴマ−ク
- 今は亡き友を覚えて -

「聖書の友社」のロゴマ−クは、「聖書抄訳」を出版する際、今は亡き一条智起君が装丁の一部として描いて下さったぶどうの絵を元にしています。同君が残した白黒のオリジナルが残っておりましたので、それを元に色を入れ、「聖書の友社」のロゴマ−クとしました。左の絵がそれです。

一条君については「聖書の友」1993年8月号に詳しく書かれていますが、ここでは「後記」からその一部をご紹介します。
1993年7月18日(日)小雨  礼拝帰宅後、一条智起君が主のみ許へ今朝召されたとの電話を受けた。この兄弟は9回も大手術を受け、ガンとの闘病を数年続けていた。1990年10月危篤に陥ったが、奇跡的に回復し、それから半年後、同君に「聖書抄訳」のイラストをお願いしたところ喜んで承諾し、昨年夏までに完成してくれた。同君と地上において二度と語り合えないと思うと、淋しい限りである。(本誌8月号「主キリストの導きによって」参照)

7月20日(火)小雨 八王子めじろ台キリストの教会にて午後2時から一条君の召天式が行われ、参列した。厳粛な中にも実に愛と感謝に溢れた式であった。一条君は教会内外の多くの人々に愛され、また難病であったにもかかわらず、逆に多くの人々に慰めを与えた人であった。深い感動を覚えながら帰宅した。
このホ−ムペ−ジを作成するに当たり、主の導きによる一条君との出会いによって残された同君の装丁の一部であったぶどうの絵を、「聖書の友社」のロゴマ−クとして使用できることを心から感謝いたします。  福田秀雄
top